エルメスのノートカバー〝ユリスPM〟を手帳カバーとして使い始めて今年で3年目。
2年間リフィルは純正を使ってきたのですが、エルメスユリスはもともとノートカバーのためリフィルの種類が少ないんですよね。
罫線のみのメモ帳タイプか、スケジュールタイプは1種類しかありません。
しかもそのスケジュールタイプには、マンスリーのページがない…
見開きで4日分という、一日ずつ書くスペースが多いのは良いのだけれど…
今年は見開きマンスリーが欲しいなと思い、代用品を探してみることに。
結果的に満足な仕上がりになったので、記事にまとめたいと思います。
エルメスユリスPMのリフィルを代用してみた
私がエルメスユリスPMのリフィルに代用したのは、博文館のA6サイズスケジュール帳です。
エルメスのリフィルとサイズが同じなので、カバーの中に収まります。
エルメスユリスPMは、中身がA6サイズであればOK!
スケジュール帳の仕様がお気に入りのものをリフィルとして代用できます。
A6サイズの手帳はいくつかある中で、決め手となったのは、
- 見開きでマンスリーのページがある
- 月ごとにインデックスがついていている
- マンスリーが12ヶ月連続してついている
- カバー付きで、カバーが程よく固く、分厚すぎない(←大事!)
でした。
マンスリーの間にページはなく、12ヶ月分の見開きマンスリ-が終わった後にメモページが続きます。
月をまたぐお仕事や予定もあるので、今年は12ヶ月分続いているものを選びました。
カバー付きで、カバーが程よく固く、分厚すぎないというのは、レフィルを少し工作するときに大事なポイントです。
エルメスユリスPMのリフィルを代用する方法(ちょっとだけDIY)
リフィル代用案を考案したのは、mama.italyさんと言う方で、YouTubeを見てマネしました。
5分ほどで簡単にできたので、ほんとおすすめです。
まず、純正リフィルのボタンがついている板を外します。
リングに引っかけてあるだけなので、簡単にとれるはずです。
そして、外した板をスケジュール帳とカバーの間に挟みます。
挟んだままスケジュール帳を閉じると、ボタンの部分が突き出て見えるので、
カッターで切り込みを入れます。
ペンで印を付けてから切り込みを入れても良いし、膨らんでいて分かりやすいので私はそのままやっちゃいました。
特にズレることもなく出来たので問題なし。
カッターで切り込みを入れるとこんな感じ。
ボタンの上に切り込みを入れるだけではボタンがとまらないので、ボタンの頭をしっかりと出すように周りも少し切り取ります。
そして、そのままカバー側のボタンとくっつけます。
たったこれだけ♡
こんな感じでくっついています。
エルメスユリスPMのリフィルを代用するメリットとデメリット
純正のリフィルではなく、代用品で使ってみて思うメリット、イマイチな部分をまとめます。
デメリット:本家より薄い
付け替えて一番に思ったのが薄さです。
エルメスユリスのリフィルと比べて手で持った時の物足りなさがありました。
ユリスのカレンダータイプリフィルは、見開きで4日分。
全体的に分厚いんですよね。
感触としては2/3くらいの厚みになった感じです。
けれど、これは使っていくうちに手の感覚が慣れるので、ずっと気になるものでもありません。
厚みがずっと気になるようであれば、後ろにA6サイズのノートを足しても良いなと思っていましたが、違和感は最初だけで、今は許容範囲です。
とはいえ、自分で厚みも調整できることを考えると、やはり代用するほうが使い勝手が良い印象です。
カバー付きのA6サイズの手帳があれば何でもできる気がします。
デメリット:カルメンチータをつける工夫も必要
エルメスの手帳につけるブックマーク(カルメンチータ)は、もともとリングに引っかけて使うので、代用リフィルではつけるところがありません。
代用リフィルとして使うスケジュール帳の背表紙の、上の方に穴を開けて引っかけることもできなくはなさそうですが、、、
今回購入したスケジュール帳にもともとブックマークがついているので、今年はこのまま使います。
カルメンチータは色が豊富で一緒に使うと絶対に可愛いやつ♡
付けるには何かしらの工夫が必要です。
メリット:ペンホルダーができた
今回購入したスケジュール帳にはペンホルダーがついていたので、手帳とペンをセットにすることができます。
もともとの純正品にはペンホルダーがないので、
これまでは、エルメスの保存袋にペンと手帳を入れてカバンの中にいれてました。
エルメスユリスPMを購入したときの話や私なりの使い方をこちらの記事にまとめているので、読んでみてくださいね。
リング跡がつかない
考案者のmama.italyさんも仰っていましたが、エルメスユリスのリフィルを使い続けるとリング跡が残るんですよね。
私はもう消えない跡が残ってしまったのですが、ノート型の手帳を代用することで柔らかい革に跡がつくことを防げます。
長く綺麗に愛用したいので、これは嬉しいですよね。
エルメスユリスPMのリフィルを100均で代用はできない?
A6サイズでカバー付きのスケジュール帳であれば同じように使えるので、100均でも良いモノあるのでは??と探しにいきましたが、イマイチだったので辞めました。
100均にもA6サイズのシンプルな手帳はあるけれど、
- かなり薄い。エルメスのカバーに対して厚みが足りない感じ
- 月毎のインデックスのついたものが見当たらない
この2点が気になって辞めました。
①に関して厚みは意外と重要で、あまりに中身が薄いとカバーがぶかぶかすぎて見た目的にも合いません。
100均のは今回購入した博文館のものよりさらに薄く、わざわざカバー要らなくない?という薄さでした。
②に関しては、月ごとのインデックスがついたものは100均には見当たらず。
私の体感としては980円以上の値段からインデックス付きのスケジュール帳に出会いやすくなります。
逆にこの2点をクリアしていたら100均でもリフィルの代用品としてアリだなと思いました。
まとめ エルメスユリスPMのリフィルは代用した方が使いやすい
エルメスユリスのリフィルは、純正で10,000円ほどします。
しかもユリスPMに限っては、カレンダータイプが1種類のみ。
中身を選ぶことができないので、代用品でアレンジするのはアリだなと思います。
用意するのは、
- A6サイズカバー付きのスケジュール帳
- カッターナイフ
これだけです。
所要時間も5分程で簡単にできるので、中身も自分好みにしていくことができます。
代用方法を活用することで、好きなノートを中に入れて、ノートカバーとしても使えそう。
エルメスユリス、これからも長く大切に使いたいと思います。