私がやる気のない夫のために証券外務員2種の資格に2週間で合格してやろう!と思ったのは2016年の12月6日(12月19日合格)
この時息子は生後5ヶ月で完全母乳で育てていました。
完母って赤ちゃんがどれくらい飲んだかわからないし、ミルクに比べて腹もちもよくないので、授乳間隔は昼間2.3時間おきです。
夜は夜泣きも入って1時間毎に起こされるような昼夜問わず24時間体制の時期だったんです。
時間が不規則で先がよめない生活の中で、2週間で試験に合格する(しかも夫のために)にはもう気合なのですが、使った参考書もポイントだと思うので、使い方も含めて実際に自分が使った2冊を紹介します。
証券外務員二種合格のための私の勉強スタイル
2週間の大まかな流れとしては
- 参考書で全体像をつかみ
- 問題集で慣れるまで解く
というものです。
これには私の生活スタイルに合った理由がありました。
昼夜問わず24時間体制の育児では、両手があくことはほぼなく、まとまった時間もとりにくいので、あえて最初に参考書でポイントを読みました。
- 暗記した計算問題の公式を授乳しながら頭の中で唱える
- BPSなどの重要単語を頭の中で反復する
机にしっかり向かわなくても出来ることをと考えた結果が最初に参考書を読むというスタイルだっただけで、そのような事情がない限り、最初からいきなり問題集を解くのが一番の近道です。
夫の試験勉強をサポートすべく証券外務員試験二種の資格を2週間で合格し、その後夫も合格させた私の考える勉強ポイントはこちら▼▼▼
証券外務員二種の全体像をつかみたいならこの参考書
最初の1週間は抱っこしながら参考書を開き、ざっと全体を学びました。
机に向かってしっかり勉強に向き合えるなんて学生のうちだけ。
私が使ったのは2015年版ですが、ユーキャンの10日でマスターポイントレッスン。
なぜ2015年版かと言うと、実は前々からいづれ必要だからと言われていて、全く勉強に取り掛からない夫がとりあえず参考書を買ったのが2015年なのです。
参考書を買っても勉強しないことは目に見えていたので、その時から私も一緒に受ける?くらいには思っていて買っておいたのです。
私もまっさら!(^^)!
証券外務員二種のおすすめ参考書 ポイント3つ
①10日で試験の全体像がつかめる
証券外務員二種の試験は出題範囲がかなり広いため、広く浅くの勉強が必要。
ささっとどんな問題が出るのか知るためにも目を通すのはオススメです。
広い出題範囲を10日間分に程よくまとめられていることで、10分の幾つ終わったと小さなゴール設定がしやすく、自分の進捗状況がわかりやすいところがオススメポイントです。
電車での通勤中や隙間時間をうまく使いやすいです。
また、10問程度の問題を解くというのがまとまった時間が取れない私にはぴったりでした。
10日間でマスター!を途切れ途切れの時間を使い、私は5日で目を通しました。
もちろん、子育てや仕事に追われてない人や就職前に取得しなければならない学生さんなどは2日で目を通す!など人によって勉強ペースの目標を立てやすいですよね。
②分野ごとに重要度が書いてある
10日間分に程よくまとめられていると言っても、甘いものを爆食いしたくなるほどイラつく出題範囲の広さと日本語の意味のわからなさ…
ユーキャンの参考書は10日間でマスターできるよう、まとめられているだけでなく、10日分の中でも重要度が示してあるので、力の入れ具合を加減する目安になります。
ずっと全力疾走では疲れて効率悪いですからね。
ちなみに写真のBPS 、PBRなどは暗記必須です!
③『よく出る!計算式マスター』は試験直前にも見直せる
ユーキャンの参考書は、後ろの方に『よく出る!計算式マスター』という計算問題の公式がまとめられているページがあります。
これもオススメポイント!
合格のポイントにも書いたように、公式の暗記は必須で、試験直前にも見直すのにとても便利でした。
私が公式の形から考えた暗記方法も同じページに公式が並んでいたからこそ思いつきました。
⇒詳しくは合格のポイントで述べてます
10日でマスターの2017年版もでているようです。
〇日で合格!のようなタイプの本は試験の全体像を掴みやすいので私はおすすめです。
証券外務員二種の問題をひたすら解くにはこの参考書
全体像を掴んだら、息子が寝たか?というタイミングで問題集を解きました。
最初にも書いたとおり、授乳中や寝かしつけ中は両手がふさがっているので練習問題を解くという作業は難易度が高いです。
そのため、抱っこしながらでも‘読める’という意味で私は10日でマスターポイントレッスンを最初に読みました。
両手がふさがっている状態でも暗記した公式を頭の中で唱えてみるなど、とぎれとぎれの時間でも勉強するために参考書に最初に目を通しただけです。
物理的に両手が空いているならば最初からこの問題集を解きまくるやり方はさらに近道だと思います。
証券外務員二種 おすすめ参考書の使い方
①見開きで答え合わせがしやすく、繰り返し使える
ユーキャンの予想問題集は左ページに問題、右のページに答えと解説が載っています。
証券外務員二種の試験はとにかく練習問題の数をこなすことが大切です。
何度も解くにはとても使いやすい構造です。
②予想模擬試験は1回で充分!
証券外務員二種は過去問が公表されておらず、それぞれの出版社がそれぞれに研究して予想問題集として販売されているだけ。
この本にもついているのは過去問ではなく、予想模擬試験です。
(程よく2回分ついています)
通しで問題を解く感覚、自分の集中力の続き具合などを知っておくために一度は通しで解くと良いと思います。
余裕があれば2回分解いても良いかなと。
しかし、証券外務員二種の試験は◯×形式と選択問題なので、わからなくてもとにかく答えを選ぶことができ、試験時間が足りないということはありません。
むしろじっくり見直す時間があるくらい。
そのため、時間内に解き切る練習は必要ないです。
それよりも1問10点分野の練習問題をひたすら解く!
③模擬試験は51番から70番までの20問分を繰り返す
証券外務員二種の試験は先に50問分の◯×問題(各2点)が出題されてから五肢選択問題(各10点)が出されます。
試験当日、似たような問題が出ることもあるので文章を暗記するくらい繰り返しても損はないです。
私はあれ?これ模擬試験であった?というラッキー問題にあたりました。
証券外務員二種に典型的な受からない行動・無意味な行動
夫はエンジンがかかるまでに時間はかかりましたが、かかったらかかったで隅々まで勉強したくなるタイプのようで、見ていて無駄を感じる行動がいっぱい。
例えば、
①マーカーを引きまくる
夫さん、自分には自分のやり方がある!と言い私とは違う参考書を購入。
そしてマーカーのインクが1本分きれるまでやたらマーカーを引く。
それ、全部頭に入ってない。
やってる感にひたっているだけ。
勉強している風です。
あなたは両手あいているのだから!
実際に業務に生かすことを考えての事とは思いますが、このやり方をするなら1年計画で取り組んでほしいところ。
まずは受からないと!
そして出題範囲が広いので、一字一句見逃さずに読んでいたら嫌になります。
だからこそ私は10日でマスター!ポイントレッスンがお勧め。
②無料サイトで模擬問題を解く
様々な資格の問題集がまとめられたサイト証券外務員二種試験 試験問題or過去問|問題集.jp
この他にもネットには無料で問題集がでていたりするようです。
私も夫のために受験するか考える際、どんな試験なのか知るために少しのぞきました。
使い方によってはとても便利だと思いますが、夫は、○×問題で運だめしをしていました。
ある程度勉強してから使うならまだ良いかもしれませんが、たいして勉強もしていないのにこの○×問題に取り組み、〝外れた~><〟か嘆く…。
もぅ!
だから買った問題集を解いて!
1問でも多く!
解説を読んでなぜ間違えたのか頭に叩き込め!
と参考書に向かわせました。
証券外務員二種の参考書は必ず新しいものを!他人のお古で合格はできない
参考書や問題集、、、メルカリなどのセカンド市場で安くないかなぁ?と思いませんか?
試験代も8000円ほどするし、安く抑えたいですよね。
実際に検索すると中古でたくさん出品されています。
私は高校生の頃、東大生の先輩に勉強を教えてもらっていたことがありました。
数学を教えてもらう時の先生の考え方や説明に使うメモや図は、先生の思考回路がそのまま現れていてとてもわかりやすく、とっておいたのを覚えています。
なので、証券外務員二種の試験でも経験者や合格者の思考を知る上でも誰かのお古を見るのは良いかもしれません。
けれど、それは参考にするまでであって、その一冊だけで合格しようというのは甘いです。
他人の書き込み、印の入ったものでは頭に入りません。
何より、新品の方がやる気がでませんか?
私も夫もそれぞれ自分用に問題集を揃えました。
証券外務員二種の試験に限らず、勉強全般に言えることですが、参考書や問題集は必ず自分で新しいものを一冊購入することをお勧めします。
気合の意味も込めて。
また、証券外務員の試験の問題集は大きな本屋さんにしか売っていないことが多いのでネットで注文がお勧めですよ。